「それはレゲエのリズムに酔う800マイル!」
(マイアミ~モンテゴベイ・ヨットレース)
の見出しで下の写真と共に掲載された、今から29年前の1987年(昭和62年)6月号「Yachting 」の口絵のレーシング情景です。
“このレースは米国フロリダのマイアミからガルフ・ストリームを横切り、島々の間を縫い、キューバ島の東端を回り込んでジャマイカ随一のリゾート、モンテゴベイにフィニッシュする811マイルで、太陽と風とレゲエとパーティ、そして酒(冠スポンサーはスコッチのジョニーウォーカー)に恵まれている、カリブ海の気楽な今年で15回を数えるクラシックレース” とある。
HOW TO DO A YACHT RACE
私たちは若い頃のディンギー時代から、暫くヨットを遠ざかっていた中年時代に、この様な雑誌に時折触発されたものの仕事や家族にかまけて、定年後にやっと中古のクルーザーヨットを購入し、再びヨットに挑戦しています。
私たちのヨットの基本はクルージングにあります。よって、今では上の写真のようなヨットレースに参加したいとは思いませんし、土台不可能であります。ただ、ヨットのセーリング技術の向上にはヨットレース方式の練習は不可欠ですので、今回は少し HOW TO DO A YACHT RACE ついて調べてみたいと思います。
ヨットレースのコースはトライアングルコース(中央スタート・フィニッシュのコース、上図のコース)、ソーセージコース(上下2回のコース)、旧オリンピックコース(トライアングル+ソーセージのコース)等艇種や艇数や運営艇数等によっていろいろあります。
練習レースや少ない艇数でレース回数をこなしたい時に採用できるコースとして、トライアングルコースがあります。
上図はトライアングルコースでのセーリング例を示しています。
- ①が上マーク ②がサイドマーク ③が下マークです。
- 黄色の丸印2個を結ぶ線がスタート兼フィニッシュラインです。
- スタート兼フィニッシュラインは風向きに対して直角になるよう設定します。
- 上マークは出来るだけ正確に風上へ設置します。
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