カテゴリ:2020/11/26


クルージング日誌 · 26日 11月 2020
《その1 室戸岬港クルージング 失敗記》 私たちは将来沖縄までヨットで行きたい、沖縄のサンゴ礁とその青い海に私たちのヨットを浮かべたいとの夢があります。 その夢に一歩でも近づくためには、長距離の航海術を習得する必要があると思っていた頃、2017年11月号から雑誌「KAZI」に青木洋氏の「長距離航海の技術」が連載され始めました。 青木洋氏の持論はセーリングヨットでのクルージングは基本はセールで走る、帆走だということです。船内機や船外機はヨットにとって補助的なもので、港内や航路や非常時に使用するものとの考え方です。また、風による帆走はエンジンよりも時に強力であり、この風の力を利用しない手はない、とも言っています。 青木氏は連載記事で西宮港から室戸岬沖、足摺岬沖、都井岬沖を経て屋久島までの長距離航海計画を、第1レグ西宮~室戸岬、第2レグ室戸岬~足摺岬、第3レグ足摺岬~屋久島と3分割して詳細に記述しています。 私たちは手始めに青木氏の第1レグを実際に実行するため、西宮港~室戸岬港~和歌山マリーナシティ~西宮港の3泊4日(10/17~20)のクルージングを計画しました。