カテゴリ:2021-06-21


セーリングの知識 · 21日 6月 2021
ロマンを感じさせる「六分儀」による航海術
 上図は六分儀を使って水平線から太陽の高度を計測する場合の動画です。(Wikipediaより)  私たちヨットでクルージングしている者にとって、「六分儀」って、ヨットで帆走する魅力に次いで、ロマンティックな航海用具の響きがあります。  「六分儀」は2つの視認可能な物体間の角距離を測定するために用いる道具です。  「六分儀」の主な用途は、天測航法のために、天体と地平線との間の角度(高度)を測定することです。  19世紀後半から20世紀にかけて、それを使って天体の高度を測定することで、地球上の自分の位置を知る技術が確立しました。その航海術が天測航法または天文航法と言われています。